
モテたいという欲求は人間として生まれてくる以上、必ず持っている欲求です。
このモテたいという欲求のおかげで、ファッションに気をつけるようになったり、女性への接し方を意識したりするようになるので、人として男として魅力があがるというモノ。
しかし“モテたい”と思っているのに、人としても男としても全然魅力的にならない人もたくさんいます。
もちろんですが、人としても男としても魅力に欠けている男性は女性からモテることはないです。
自分では“モテたい”と思って頑張っているつもりなのでしょうが、女性からしたら「マヂありえない!」とひかれる言動をとってしまっているなんて“拗(こ)じらせ男”が誕生する原因の一つです。
女性からのモテを勘違いして違うベクトルで頑張ってしまい、女性を遠ざけている。
自分では努力しているつもりなのにモテないものだから「女なんて結局イケメンとお金しか評価しない輩だ!」なんて拗(こ)じらせ発言をし、より一層モテから遠ざかっている男を1度は見たことがあるのではないでしょうか?
厳しいことを言うようですが、拗(こ)じらせ男の努力は女性から見たら自己満足なんですよ。
自分がしたい努力だけをして、必要な努力については気づこうともしない、ぶっちゃ女性側もこんな拗(こ)じらせ男が増えるのは迷惑です。
なので今回は、拗(こ)じらせ男を生まないためにモテない男がやりがちな女性を遠ざける言動について紹介します。
イイ人ぶる男はモテない
意外かもしれませんが、“イイ人ぶる男”はモテません。
もちろん“イイ人”は人としても魅力的ですし男としても優しさがあり魅力的です。
モテないのは、“イイ人ぶる男”。
この境目は、あいまいですが女性は本能的に“イイ人”か“イイ人ぶっているか”を判断できています。
どちらも一見は優しく見えるんですよ。
声を掛けてくれたり、助けてくれたり、相談に乗ってくれたり…
いかにもイイ人で優しい男がする言動です。
しかし“イイ人ぶる男“の言動は、本質が違っているのです。
たとえば、困っている女性を助けたとしましょう。
“イイ人”なら「気にしないで!次はこうしたほうがイイよ!」と言ってその後、助けたことを自分から口にすることはありません。
しかし“いい人ぶっている男”は、いつまでたっても「あのとき助けてあげたよね、どうのこうの~」言ってしまいます。
受けた恩より、与えた恩をよく覚えているのです。
女性側からしたら、助けてもらったという事実はあるわけですから「感謝してます」と言わざるを得ません。
命を助けたくらいなら恩着せがましくなるのもわかりますが、助けたといっても重い荷物を運んでくれたりくらいのことでも根に持って、こちらが下に出なければならないことをイイことに大きい顔をしてくるのが“イイ人ぶる男”です。
ここまで恩着せがましくなくても、缶コーヒーを1本奢ったくらいで“いつも奢ってあげてる感”を出している男性もいますよね。
結局 “イイ人ぶる男”は、イイ人なんかじゃなくて自分はイイ人なんだと思いたいだけです。
女性からしたら自分からしたちょっとしたプレゼントや言動を覚えてくれている人のほうが魅力的なイイ人なのに、“イイ人ぶる男”はいわゆるイイ人アピールしているだけ。
イイ人ぶる男はさけられること間違いなしです。
頭イイでしょ!?アピールは求めていない
モテたい男性の中には、女性からすごいと思われたい、頼りにされたいと思っている方も多いことでしょう。
もちろん、スゴイと思う男性は頼りがいがあり女性も魅力を感じます。
なので女性から相談されたりするとアドバイスをしてしまうのは、男性の性なのかもしれません。
でも女性にアドバイスをするというのは、女性を遠ざける非モテ言動です。
男性はアドバイスをすることによって、女性は自分のことをこんな悩みを解決できるスゴイ男、頼りがいがある男だと認識してくれると思っているのでしょう。
でも女性はアドバイスをされても、スゴイ!頼れる!なんて思いません。
なぜか?それは自分を下に見ているように感じるからです。
女性が相談をする時って同じ目線で同調してほしいだけなので、頼んでもいないアドバイスなんてウザいだけです。
それと一緒で正論をぶつけるのもNG。
「昨日親と喧嘩しちゃって~」と相談したにも関わらず「親はあなたのことを考えていってくれるんだから聞かなくちゃダメだよ!」なんて正論をぶつけてしまったらその男性は、頼れる男ではなく耳障りのイイことだけを言うカッコつけている男です。
相談してきてくれているんだから、正しいことをアドバイスしなきゃ!という男性側の頑張りは涙ぐましいのですが、その頑張りは完全にベクトル違い。
正しいアドバイスができることは、頼りがいのある知性には見えず、ただただ自分は知性があるんだとアピールしているようにしか見えません。
女性からモテたければ「正しいいアドバイスを聞けない女がダメだ!」なんて言わずに、相談するほど辛かったり不安だったりした女性の気持ちについて考えてみて下さい。
女がして欲しいことは共感
女性が本当に求めていることは何かわかりますか?
頼りがいのある知性でも、すごいと自慢できることでもありません。
女性は共感してほしいんですよ。
辛いことがあったら「それって辛いよね」っとわかってくれたり、わからないことがあったら「難しいもんね」と同調してくれたり、判断できないことがあったら「悩むよね~」っと自分の気持ちや感情に共感してほしいんですよ。
モテる男性は、これが自然とできてしまうんですよね。
優しい男はモテるといいますが、結局女性の気持ちに共感できるから優しい男だと認識されるわけです。
頼りになるということも女性の気持ちを分かって助けてくれる言動をしてくれるのであって、男の知性や権力を振りかざすことではないのです。
拗(こ)じらせ男は自分勝手
結局拗(こ)じらせてしまう男は、自分勝手なんですよ。
相手にしてほしいことより、自分がして心地よいことが優先。
自分は“イチ”しかしないのに、相手には“10”求めてしまう。
だから自分は頑張っているのに、それで評価しない女性が悪いという気持ちになり、どんどん拗(こ)じらせるんですよ。
自分が心地よいことをしているだけなのに、自分は努力しているつもりになり、自分はたった1回してあげただけなのに恩人のようにふるまう…。
それなのに魅力的にみられたいなんて、ジョーダンじゃない!
女性を舐めないでいただきたい。
拗(こ)じらせてしまうような男性はには、モテテクニックのような小手先のテクニックでは収拾がつきません。
根本的に自分がしていることは相手にとってどう思うのか?を考えてみることから始めましょう。
自分が頑張っている行っている言動も、相手から“自分の自己満足のためにやっている”と思われてしまえば意味がありません。
この記事を読んで少しでも“ギグッ”と気づくことのできた方は、拗(こ)じらせ男になる可能性は低いでしょう。
だって自分の身の振りを治すことは、今からだってできます。
すこしずつでイイので自分の言動が自分に酔って心地よいだけの、自分勝手な言動になっっていないか?を考えてみて下さい。
女性がしてほしいことは、気持ちや感情への共感です。
そうすれば、女性がしてほしい共感について少しずつ分かってくるはずですよ。