
あなたは追う恋愛が多いですか?
それとも追われる恋愛が多いですか?
追われる恋愛が多いのであれば、あなたは幸せな恋愛を謳歌していることでしょう。
しかし追う恋愛が多いのであれば、あなたの恋愛は楽しいだけでは済まないですよね。
大好きな彼からの連絡を今か今かと待つ日々が続いたり、思いを寄せる彼が他の女性と親しげにお喋りしているだけで胸が張り裂けそうだったり…
その人で頭がいっぱいになるくらい愛することが出来るということは素晴らしいこと、と言われてもそれはその愛が返ってこないのであれば辛いだけです。
追う恋愛ばかりしている人は、なかなか恋愛で幸せを感じることが出来ません・・・。
なかには人を愛せるだけで幸せ!と思えるような聖人もいるかもしれませんが、追った分以上に大好きな彼に愛されたい!と思うのが普通です。
追う恋愛が多い人が総じて、幸せな恋愛をするために知らないことがあります。
簡単なことなので知っているだけで、周囲の男性から追われる的になることができます。
しかし知らないと一生好きな人を追いかけて消耗し続けなければなりません。
追われる恋愛に興味がない人は読まないでください。
今回は追う恋愛を脱失したい女性が幸せになるために知っておくべきことについて紹介します。
自己主張をする
追う恋愛ばかりになってしまう女性は、イイ人過ぎるんですよ。
もしかして『大好きな彼と一緒ならなんでもオッケー』となっていませんか?
彼と一緒に行きたい場所も一緒に食べたいモノも、彼が行きたい場所、彼が食べたいモノに合わせてしまう。
気持ちはわかります。
大好きで仕方ない彼と一緒にいることができれば、どこに行っても楽しいし、何を食べても美味しいと感じるでしょう。
しかしその彼の選択にお任せのスタイルが、あなたが追う恋愛ばかりになってしまう原因です。
彼からしたらそのスタイルで付き合うのは、楽しくないですし疲れるんですよ。
恋人関係は2人で作っていくものですし、彼だって大好きな彼女を喜ばせたいと思っています。
なのに「なんでもイイ」と言われてしまうと、彼はなんのヒントもなくあなたに満足してもらおうと努力しなければなりません。
逆の立場になって考えてみてください。
あなたが大好きな彼のために得意料理を振る舞いたいと意気込んで「何が食べたい?」と聞いても、彼から「なんでもイイ」と言われたらどうですか?
自分は何を作っても美味しく出来る料理の腕がある!と自信なら良いですが、苦手な食材だったり、好きな味付けや洋食派なのか?和食派なのか?などいろんなことを考えなければなりません。
「卵料理が好き!」などヒントがあれば考える負担も減ります。
しかし彼に美味しいって言ってもらいたい気持ちが強ければ強いほど、「君が作るものならなんでもイイ」と言われたあなたは何を作るか悩みに悩み抜くことでしょう。
愛しい相手だからこそ、一緒に楽しい時間を過ごしたい相手だからこそ、あなたの意見を聞きたいのです。
それなのに「あなたが選んだモノならなんでもイイ」という態度は、彼からしたら2人の関係を良いモノにする努力を自分ばっかりに任せられている様な気がしてしまうのです。
だから知らず知らずに彼の気持ちがあなたから離れていき、あなたは追う立場になってしまうのです。
ワガママと自己主張の違いとは
自分の意見を言うなんて、ワガママだと思われそうだし、嫌われてしまいそう…と思ってしまうかもしれません。
しかしあなたは大好きな彼から「今度デートで美味しいカレー食べに行かない?」と言われたらワガママだと思いますか?
カレーが大の嫌いでない限り、大好きな人からこんなこと言われたら嬉しいはずです。
自分の意見を言うことはワガママでもなんでもありません。
逆の立場になって感じてみれば理解できたと思いますが、好きな人から、これしてみたい!あれしたい!と言われたら、嬉しいのです。
自分の意見を言うことは、自分と楽しい時間を過ごすためにいろいろ考えることであり、2人の関係をより良くするためのひとつです。
ワガママというのは、自分の意見だけを主張し相手の意見は聞かないこと。
相手の立場や気持ちなどを尊重していれば、あなたの意見はワガママではありません。
よく『ちょっとワガママなくらいの女性のほうが可愛い』なんて言ったりしますが、それは男性にだって好きな女性には笑っていて欲しいからそのためには出来ることはなんでもしたい!という本能が備わっているからです。
自分の意見を言うことは、2人で過ごす時間を楽しみたいという意思表示ですし、2人の関係を幸せな方向へ築き上げるためには欠かせません。
大好きな彼の立場や気持ちを尊重すれば、あなたはワガママな女性にはなりません。
大好きな彼のことを尊重するのは、そんなに苦ではないはずですよ。
日常は選択の連続である
自分の意見を言うといっても、難しいことはありません。
別に自分の意見を言うということは、鋭いことを言え!ということでも哲学を論じろ!ということでもありません。
2人の日常生活の中で連続しておこる選択のときに、小さな何気ない自分の気持ちを伝えれば良いのです。
「今日彼とのディナー何食べるか?」という選択するシチュエーションは誰でも経験があるはずです。
そのときに「この前テレビで分厚いお肉が出てきて美味しそうだったからステーキ食べたい!」だったり、「今日ランチがパスタだったから、パスタ以外がいいな」と伝えるだけです。
追う恋愛ばかりになる女性なら、大好きな彼とディナー出来るならなんでもイイ!となることでしょう。
しかしこのように小さな何気ない自分の意見を伝えれば彼は、「お肉だったらそういえばこの前美味しいお店の情報聞いたよ!」だったり、「昼がパスタだったなら夜は和食系にしようか!」など展開させることが簡単になります。
自分の意見を言うということは、これぐらい小さなことで構いません。
これほど小さいことでも、彼にとってはあなたと一緒に楽しい時間を過ごすためのヒントになるのです。
“一緒のディナーは何を食べるか?”に限らず、日常生活はこのような小さな選択をする、相手の意見を聞きたい状況に溢れています。
そのときに何気ない小さい自分の意見を伝えるだけで、彼との絆は深まっていきます。
難しく堅苦しく身構える必要はありません。
何気ない小さい自分の考えや気持ちを声に出して伝えるだけで構いません。
それだけで追う恋愛から、愛される恋愛になりますよ。
追う恋愛から追われる恋愛になる!
結局追う恋愛ばかりの女性は、優しくてイイ人過ぎるんです。
愛情が深くて好きな人のためだったら、自己犠牲も犠牲とは思わない。
一見そこまでイイ人なら幸せになれそうですが、そうはならないのが人間関係であり、恋愛です。
大好きな彼と一緒ならどこにいて、何をしてても楽しい!という気持ちはわかります。
でも「なんでもイイ」という言葉は、2人の関係を幸せな方へ築いていく努力を放棄する言葉です。
いくら彼があなたのことが好きでも、この努力を押し続けられると嫌気がさし、気持ちが冷めてくるのも納得です。
あなたが彼のことが好きなあまり出てしまう「なんでもイイ」が、彼のあなたへの気持ちを冷めさせる言葉になってしまうなんて悲しすぎますよ。
そうならないためには、自分の意見を伝えることが必要です。
自分の意見を伝えるといっても、難しいことはありません。
日頃の何気ない小さな自分の考えや気持ちを表に出すだけで良いのです。
自分のことだけでなく、彼の立場や気持ちもお互いに尊重すれば、ワガママにはなりません。
「なんでもイイ」をやめてみる、というだけであなたは彼を追うということを忘れるぐらい追われる女性になっていますよ。