
彼と付き合っていたあの頃は幸せだった…
あの彼のことが忘れられない…
元彼の事が忘れられない・・・
失恋をして、平気な人はいません。
何十億人という人がいるなかでその彼と運命的に出会い、恋をして、恋人として楽しい時間をその彼と過ごしていたわけです。
そのような奇跡とも呼べる時間を過ごした相手を失ったら、それは物凄く辛いことで絶望という言葉しか思いつきませんよ。
失恋で自殺までしてしまう人がいるのも納得です。
しかし絶望したって日常は続くもの。
普通の日常に戻るためにも、その彼との恋愛を吹っ切りたくないですか?
あなたに別れを告げた元彼は、あなたを見ているのではなく、もう違う方向を向いているのです。
失恋したと落ち込んでいてもそのうち彼戻ってくることはありません。
戻ってくることはないのであれば、1日でも早く吹っ切りたいと思っていてもそんな簡単な話じゃなきですもんね。
「簡単に吹っ切れるならこんなに悩んでいない!」その通りです。
だからといって、元彼との恋愛を懐かしむだけでは何も前に進みませんし、一向に吹っ切れることはありません。
落ち込んでいるあなたを見て別れた元彼は「重い女」と幻滅してしまうかもしれませんよ?
今すぐにでも吹っ切れて、日常を取り戻しませんか?
なので今回は、過去の恋愛を吹っ切る方法を紹介します。
忘れられない元彼よりイイ人を見つける!
恋愛で空いた穴は、恋愛でしか埋まりません。
新しい趣味を見つけて失恋の穴を埋めたり、仕事に没頭して失恋で空いた穴の存在自体を忘れようとしても大体ムダ。
過去の恋愛を吹っ切るためには、新たなイイ人を見つけて新たな恋を始めるべきです。
元彼への愛が深ければ深いほど、その彼を失った穴は大きいですし、穴が大きければ大きいほどその穴を埋められる人なんて現れない。と思うことでしょう。
もちろん失恋で空いた穴を、誰か1人の新恋人で埋めることは大変です。
恋人になれるような相手と出会うのも大変ですし、出会ってもその相手と順調に交際へ至るかもわかりません。
じゃあ、どうするべきか?
それは元彼よりもイイ男を見つけるために、自分磨きをすること。
心理的には失恋をしたとき自己肯定感が下がっているので、自分の欠点や改善すべき点に嫌というほど気づいているはず。
その目の当たりにしている自分のダメなところを、治そうと努力するのです。
彼が疲れているにも関わらず外食デートばかりしていたなら、自分の料理の腕をあげる努力をする。
他には、彼に甘えてワガママを言い過ぎたと反省しているのであれば、違う愛情表現の方法を本を読んで学習するのも良い手だと思います。
そうすることでもっと良い自分になることができて、失恋することで起こる自己肯定感の大幅な低下を抑えることに繋がります。
自己肯定感が低下すると普通ならこんなダメ男なんかと付き合わないと思うような男と、恋愛しやすくなるので、努力している自分を認識して自己肯定感の低下を抑えることは大切なのです。
もちろんより良い自分になろうとしているので、それを見染めるイイ男性が現れてきます。
もしかして元彼がイイ女になったあなたの噂を聞きつけて「別れたことを後悔している…やり直したい」と言ってくることだって考えられます。
過去の恋愛を吹っ切る1番の方法は、新たな自分に進化して、もっとより良い恋愛をすることなのです。
辛い気持ちを味わいたくない心理の裏側
新たな恋をしよう!というと、「そんなすぐに次の恋愛が出来るほど私は軽くないわ!」と逆ギレする人が現れます。
そんな逆ギレしてくる人は総じて、新たな恋をしてまた別れという辛さを味わうのが怖いだけなのです。
新たな恋をするということは、また失恋してしまう可能性を含んでいます。
また大好きな恋人を失うという辛さを味わうくらいなら、”もう辛い恋なんてしたくない”ということでしょう。
たしかに恋愛なんて無理してするものでらないですし、過去の恋愛を引きずってしまっても仕方がない時期もあります。
でも『元彼を忘れられない』を理由にして、都合良く新しい恋愛をすることから逃げていませんか?
新しい恋をしたい自分がいるのにも関わらず、新しい恋愛が上手くいかなかったらまた傷を負ってしまうかもしれない。
その不安や恐怖に対面しなくて良い方法は、『元彼が忘れられない』と言い訳をして、新しい恋愛に踏み出さないアナタの心理状態なのです。
もちろん心が病んでしまうほど、新しい恋愛を求める必要はありません。
しかし自分のなかに、新しい恋への恐怖心があるかどうかは自問すべきです。
『元彼が忘れられない』という台詞は、麻薬のような言葉です。
この台詞を言えば新たな恋をしないことも、正当化することが出来てしまいます。
この麻薬に溺れたら最後。今後、恋愛から得られる幸せはあなたには訪れません。
新たな恋愛をするということは、軽い女ということではありません。
乗り越えることができる“成長できる女”なのです。
そろそろ言い訳はやめて、不安や恐怖に挑み、新たな恋をすべき時期なのではないですか?
元彼と別れた辛い過去は美化される
過去の恋愛を吹っ切ることができない理由として『元彼以上のイイ男はもう現れない』という心理的な状態になっているでしょう。
元彼を忘れられないということは、それだけその彼があなたにとって魅力的だったことを意味しています。
そんな辛いあなたに厳しいことをいいますが『別れたということは合わなかった』ということですよ。
恋人としてやっていくには欠けているモノがあったから別れを告げたわけですし、その欠点が改善不可能だと判断されたからサヨナラしたわけです。
そもそも過去とは美化されるものです。
“2人でいるのにゲームに夢中になるのは嫌”みたいに、付き合ってる時に抱いていた彼の嫌なところはすっかり忘れて、楽しい思い出ばかりが蘇る…。
そして『あんな最高な男性は彼しかいない』なんて思うのです。
それなら最高を更新すればイイだけのことです。
2人でいるときはゲームなんかしないでかまってくれるような男性と、新たな恋を始めればイイのですよ。
生きていれば最高はいつだって超えることができます。
超えることが出来ないのは、あなたがいつまで経っても恋をしようとしないからです。
忘れることに苦労するほど、彼との思い出は最高なのかもしれません。
でもその最高の思い出は、美化されているだけかもしれませんよ?
辛い元彼との経験は成長の栄養になる
人間というものはよく出来ているもので、辛い記憶は忘れるようにできているそうです。
これは人間が絶望しないようにするために、長い間人類が培ってきたスキルだといわれています。
たしかに失恋は辛いものです。
なので『失恋したら新たな恋ができる』と言われても、そんなおべんちゃらはよして!と言いたくなることでしょう。
しかし過去の恋愛を吹っ切るために必要なのは、新たな恋なのです。
恋はしようとする人にしか訪れません。
また好きな人を失うかもしれない…また上手くいないかもしれない…という不安から、新しい恋をするのが怖い気持ちもわかります。
でもそのまま一生過去の恋愛を吹っ切ることはできません。
過去の恋愛に囚われている今が1番、もっとイイ女になるエネルギーを秘めています。
『元彼よりイイ男はいない』と思ってしまうのは、あなたがまだ成長してないからですよ。
最高は更新することができます。
今よりもっとイイ女になって、もっと最高の男性と恋をしましょう。
そうすることによっていつの日か、過去の恋愛も「そんな時もあったね」と言える日が来るでしょう。